みなさまこんにちは!
新潟の平屋専門店「平屋生活」の砂塚です。
今回は「無垢材」についてお話させていただきます。
【無垢木材とは?】
無垢木材とは、天然の木から採れる一枚の板そのもののこと。
人工的に作られた新建材にはない、自然素材ならではの性質をもつ。
家づくりにおいてほとんどの方が一度は検討されるであろう無垢の床材。
かくいう私もそんな無垢材の魅力にとりつかれた者のひとりであります。
技術の進歩に伴い多種多様な床材が開発され選択肢の幅は広がる一方でありながら、無垢という本物・唯一無二の存在感は、やはり誰しもが憧れてしまうのではないでしょうか。
無垢材を検討されている方へ向けて、私が思う「4つの魅力」をお伝えします。
【無垢材の4つの魅力】
「見る」
木目の癒し効果
天然の木の年輪の間隔は「1/fゆらぎ」と呼ばれ、人の視覚に心地よさを与える自然が持つリズムだと言われています。
聴覚で言えば波の音、動きで言えば、お母さんが赤ちゃんをあやすリズム。
毎日の生活の中で何度となく目に入る木目が、住む人の気持ちをリラックスさせ、ほっとする安らぎの時間を運んでくれます。
木の厚み
人の目は、木の表面だけを見ているようで、実はその厚みまで自然と感じとっています。
無垢木材は、木に厚みがあることが大きな特徴で、表面を貼っただけの新建材にはない、なんとも言えない味があります。
さらに「なぐり加工」や「浮づくり」といった表面加工ができるのも無垢ならではの贅沢です。
「触れる」
踏み応えがある
無垢のフローリングの上を素足で歩いてみると、独特のずっしりとした安定感と、堅すぎず柔らかすぎない、適度に衝撃を吸収するような、やさしい踏み応えを感じます。
さらに浸透性塗料で仕上げることによって、夏場はさらっとした 感触、冬場は木本来のぬくもりを感じることができます。
体温がある
無垢木材に触れると、コンクリートなどと違って、人肌のようなほんのりとしたあたたかみを感じます。
これは、熱伝導率が他の建材よりも格段に小さい値だからです。
無垢木材が持つ自然の保温性能が、触れたときに肌の熱を奪うことなく、素足にやさしいぬくもりを感じさせてくれます。
「住む」
天然の香り
無垢木材は、木が本来持っている香りがそのまま活きています。
この香りは、精油成分(フィトンチッド)に由来するもので、アロマテラピーの分野でもその効果が活用されています。
香りのテイストと効能は、樹種によって千差万別。
実際にサンプルの香りを感じて、相性を確かめてみるのもよいでしょう。
調湿作用
無垢の木は生きているので、まるで呼吸するように常に動いています。
空気が乾燥すると水分を発散し、湿気が多いと水分を吸収して部屋の湿度を自然に調節。
これが夏涼しく、冬暖かい「天然のエアコン」と呼ばれる所以です。
ただし伸縮しすぎるのを抑えるため、日本の気候に合うように、あらかじめ木を乾燥させて含水率は調整しています。
「時を経る」
味が出てくる
無垢の木は、新品が一番きれいでだんだん汚れていく素材ではなく、使い込んで時間が経つほどに魅力を増していきます。
時間とともに色が濃くなったり、薄くなったり、丸みが出たり、艶が増したり…
木の種類によって年の取り方もさまざま。
この経年変化こそが、無垢と暮らす醍醐味と言えるでしょう。
お手入れの楽しさ
無垢木材はお手入れが大変だと思われがちですが、一般家庭なら、年に1回程度で十分です。
また、一度傷がついたら補修が難しい新建材と違って、たとえ傷がついたとしても、塗装の種類によっては自分で補修することができ、傷跡さえも味になっていきます。
手間をかけるほどに愛着が湧き、お手入れすることが楽しみに変わるかもしれません。
見て、触れて、暮らし、同じ時を過ごす。
私たち人間と同じように無垢材は一筋縄ではいきません。
だからこそ面白く、感性に響くのかもしれません。
無垢材を検討されている皆様に一期一会の出会いがありますように。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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