みなさまこんちには!
新潟の平屋専門店「平屋生活」の砂塚です。
■ワークトライアングルとは?
早速ですが、「ワークトライアングル」という言葉をご存じでしょうか?
これはキッチンの中にあるシンクとコンロ、そして冷蔵庫の前側の中心点を結んだ三角形のことを言います。
三角形の線の合計の長さが3600mm~6000mmであると使いやすいキッチンと言われ、使いやすいキッチンレイアウトを決める際に非常に重要なポイントとして参考に考えられています。
これからプランを考えるみなさま!
ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
■キッチンレイアウトの種類
キッチンレイアウトにはさまざまな種類があります。
大きく分けて以下の4つに分類されます。
1.冷蔵庫、シンク、コンロが横並びの「Ⅰ型」
2.シンクを使っているときに背面にコンロと冷蔵庫が来るなど、二列になっている「Ⅱ型」
3.冷蔵庫、シンク、コンロがL字型に並ぶ「L型」
4.冷蔵庫、シンク、コンロがU字型に並ぶ「U型」
周りに壁がないアイランド型キッチンでもコンロとシンクの位置関係でいずれかの形を同等に考えられます。
■ワークトライアングルの距離
三角であればどのような大きさでもよいというわけではありません。
例えば、シンクとコンロの距離が極端に近いと食器洗いの作業中に熱湯が入った鍋をひっくり返してしまうなどの危険がある一方、あまりに遠いと熱い鍋やフライパンを持ってキッチンを横切らなくてはいけません。
ワークトライアングルでは
●シンクからコンロまで 1200〜1800mm
●シンクから冷蔵庫まで 1200〜2100mm
●コンロから冷蔵庫まで 1200〜2700mm
が理想とされており、これより狭いと作業スペースや収納が不足し、広いと効率が悪くなってしまいます。
ただし、動線が三角にならないⅠ型レイアウトの場合は三角形の合計が3600mmよりも短い方が効率がよく、2700mm程度が理想といわれています。
■大切なのは、調理の流れをイメージすること
レイアウトを考えるときは調理の流れをイメージしてシンク、冷蔵庫、コンロの位置を決めましょう。
例えばシンクとコンロをL字型に並べ、冷蔵庫をシンクの横かコンロの横に置く場合、冷蔵庫を置くのはシンクの横が適しています。
なぜなら、冷蔵庫から出した食材はシンクで水洗いなどした後、シンクの隣にある調理台でカットなどをしてからコンロで加熱するというのが通常の流れだからです。
シンクの横に冷蔵庫があると食材をすぐ調理台に置くことができますが、コンロの横に冷蔵庫があると食材を持ってキッチンを横切ることになります。
■まとめ
キッチンは基本的に毎日使う空間ですので、作業動線が悪いとストレスが強く不満を感じやすい場所です。
レイアウト、広さ、収納の大きさなどをよく考えて設計しましょう。
また、シンクやコンロのレイアウトを考えるのに集中していると「ゴミ箱」の設置場所を忘れることがあるので注意してください。
キッチンのゴミは調理のときに出ることがほとんどなので、 できるだけシンクに近い位置が理想的です。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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