こんにちは。
おしゃれな平屋を建てるには、さまざまなポイントに気をつけることが大切です。
この記事ではおしゃれな平屋を建てたいと考えている人向けに、押さえておきたい外観のポイントを具体的に解説します。
平屋のメリットやデメリット、間取りや注意点などの情報を参考にし、おしゃれな平屋を建てるために役立ててください。
1.平屋とは?
2.平屋の住宅のメリット・デメリット
3.おしゃれな平屋住宅を建てるための外観の考え方
4.外観をおしゃれにするポイント
5.暮らしやすい間取りの平屋にするには?
6.平屋の住宅を建てる際に注意したいこと
7.おしゃれで機能的な平屋の事例
8.まとめ
1.平屋とは?
平屋とは、1階建ての建物のことです。
家としての機能がすべてワンフロアに集まっており、横の移動だけで日々の暮らしが完結します。
2階へ移動する必要がないため、階段のスペースを設ける必要もありません。
平屋を建てるには、一般的に2階建てよりも広い敷地を確保する必要があります。
依頼主が平屋を希望しても、土地に十分な広さがなければ実現できない可能性もあります。
2.平屋の住宅のメリット・デメリット
ここでは、平屋の住宅のメリットとデメリットをそれぞれ解説します。
平屋の住宅のメリット
2階との関係性やつながりを意識する必要がないため、平屋は設計の自由度が高いです。
希望に応じて好きなように間取りを設定し、自分たちが暮らしやすい家をつくれます。
階段がないため、将来的に足腰が弱くなっても無理なく生活でき、階段での転倒による事故の心配もありません。
さらに平屋は高さも低いため、台風や地震などが発生しても被害を受けにくいです。
平屋の住宅のデメリット
平屋を建てるには、広い敷地が必要です。
同じ面積の土地に家を建てる場合、単純に考えれば2階建てよりも平屋のほうが床面積は狭くなります。
必要な部屋数を確保するには、2階建てを建てるときよりもさらに大きな土地を選ばなければなりません。
また、平屋の真ん中は日が当たりにくいため、間取りによっては日当たりが悪い部屋ができる可能性もあります。
周囲に高い建物があると、全体的に日が当たりにくくなる場合もあります。
3.おしゃれな平屋住宅を建てるための外観の考え方
ここでは、おしゃれな平屋住宅を建てるための外観の考え方を解説します。
屋根
屋根は外から最もよく見える部分であり、家の印象を決定づける重要な要素です。
一般的に、平屋にはシンプルな「陸屋根(ろくやね)」や「片流れ屋根」が採用されるケースがよくみられます。
陸屋根は傾斜のない平らな屋根であるのに対し、片流れ屋根は片方に大きく傾いている屋根です。
なお、あえて特徴的なデザインの屋根を採用し、個性を出すのもひとつの手です。
屋根の形は、外構のイメージも考慮したうえで判断しましょう。
ドア・窓
平屋は外壁の面積が2階建てと比べて少ないため、ドアや窓も目立ちます。
ドアや窓のデザインがおしゃれでも、実際に設置してみるとうまく馴染まない場合もあるため、外壁とのバランスを考えてマッチするデザインを選びましょう。
また、窓に設置するカーテンやブラインドもあらかじめイメージしておき、相性を考えて選ぶことも重要です。
外からだけでなく中からの印象も忘れずにチェックしてください。
外壁
外壁も外からよく見える部分です。
選ぶ色によって家の印象が大きく変わるため、それぞれの色の特徴をよく理解したうえで選びましょう。
たとえば、外壁を黒やグレーにすれば、シンプルかつシャープな印象になります。
一方、外壁を白にすると、清潔感のある爽やかな雰囲気にすることが可能です。
また、素材にもさまざまな種類があり、それぞれの質感によって家のイメージが変化します。
外壁の組み合わせによっても印象が変わるため、しっかり検討してください。
ウッドデッキ・テラス
平屋にウッドデッキやテラスを設けると、より便利に利用できます。
たとえば、洗濯を干したり休日にバーベキューを楽しんだりなど、用途も幅広いです。
ただし、ウッドデッキやテラスを設置する場合は、周辺の自然環境も考慮する必要があります。
たとえば、虫が多い環境であれば、虫をエサとする鳥が集まってきます。
ウッドデッキやテラスの手入れが大変になる可能性があるため、設置する前によく確認しましょう。
4.外観をおしゃれにするポイント
ここでは、外観をおしゃれにするポイントを解説します。
光の取り入れ方を工夫する
平屋は真ん中の部屋が暗くなりやすいため、間取りを設計する際に光の取り入れ方を工夫する必要があります。
外観のデザインとのバランスを考えながら、最適な位置に窓を設置できるようにしましょう。
たとえば、天窓をつけたり中庭を設けたりすれば、家の中にしっかり光を取り入れながら外観のデザインもおしゃれにできます。
プロの意見も参考にしながら、光を取り入れやすい間取りや配置を考えてください。
特別なデザインも取り入れてみる
家を建てるときは、建材の素材にこだわるとワンランク上のおしゃれな雰囲気が出ます。
また、特に平屋は斬新なデザインを取り入れても失敗しにくく、おしゃれにまとめやすいです。
もちろん、バランスも重要であるため、全体像をイメージしたうえで検討することが大切です。
特別なデザインも取り入れつつ、素敵な家を作りましょう。
5.暮らしやすい間取りの平屋にするには?
平屋の間取りを考えるときは、暮らしやすさを重視しましょう。
まず、なるべく外との段差をなくすことが大切です。
段差がなければ外とつながっている印象をより強められるため、広々した雰囲気になります。
また、家族の生活スタイルにあわせて間取りを考える必要があります。
たとえば、家族それぞれの個室がありLDKに集まって団らんするなら、個室とLDKを隣同士に配置するとよいでしょう。
移動する距離を短くできて便利です。
さらに、横だけでなく縦方向の空間も上手に使ってください。
たとえば、一部を勾配天井にすると、開放感が出ます。
床の一部にあえて段差を出せば、椅子がなくても座れるため何かと役立ちます。
6.平屋の住宅を建てる際に注意したいこと
ここでは、平屋の住宅を建てる際に注意したいことを説明します。
防犯を意識した家づくりをする
平屋は出入りがしやすくて便利な反面、不審者も侵入しやすいという課題があります。
不審者の侵入を防ぐには、外から家の中の様子がわからない設計にすることも大切です。
また、庭に防犯用の砂利を敷いたり、センサー付きのライトを設置したりするのもひとつの方法です。
家族が安心して暮らせる平屋を目指しましょう。
空気の流れを意識して設計する
2階建てや3階建ての場合、高さを利用すれば換気もスムーズに行えます。
しかし、平屋はフラットな建物であり、高さを利用した換気はできません。
防犯を意識すると、窓の開けっ放しにして換気をすることも難しいです。
よって、設計の段階から風向きや立地を考慮し、家の中に空気の流れが生まれるような間取りや設備を取り入れる必要があります。
周辺環境をよく確認する
建設予定地の周辺に高い建物がある場合、平屋を建てると日当たりや風通しが悪くなる可能性が高いです。
土地の様子をしっかり確認し、周囲に高い建物がないかどうかチェックしましょう。
また、現状だけでなく、将来的にも近くに高い建物が建つ可能性が低い土地を選ぶことをおすすめします。
7.おしゃれで機能的な平屋の事例
ここでは、おしゃれで機能的な平屋の事例を解説します。
ナチュラルモダンでおしゃれな雰囲気が漂う平屋
黒の外壁を採用しており、モダンで落ち着きのある平屋です。
周辺環境を考慮して建てた平屋
勾配天井にしたため、正面からは平屋に見えません。周辺の住宅の雰囲気にもマッチしています。
広い土地を活かしたゆとりある平屋
広い土地を使い、広々とした平屋のメリットを最大限に引き出しています。
8.まとめ
平屋は自由な設計が可能であり、防災面でも優れています。
防犯や日当たりを意識しながらデザインを決めれば、安全で過ごしやすい家づくりが可能です。
外観と間取りの両方にこだわって、理想の家を手に入れましょう。
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